梅雨の季節の到来です。
この時期、傘は手放せませんが、買う時にこだわりがありますか?
私の母のこだわりは「雨の日は、傘だけでも明るく」です。
なので実家にある傘は、色も柄も明るく華やかな傘ばかりです。
実家暮らしの頃は、その母のこだわり傘がたくさんありましたので、それらを疑問もなく使っていました。
後に、シックな色合いの傘が欲しくなり自分で傘を買う様にもなりましたが、そんな時にでも、心のどこかで「明るくない色でもいいのかな?」と思ったりします。
傘に限らずでしょうけど、片づけに関することでも親御さんがこだわりや習慣を持っているとそれがいつの間にか自分の中に刷り込まれてしまっていることが多くあります。
モノの持ち方もそのひとつです。
「足りないかもしれないから、常に余分に買っておく」
「使うかもしれないから捨てないで取っておく」
「大事なモノはもったいないから使わない」
「新品を捨てると罰が当たる」
「お得だからとりあえず買っておく」 などもそうですね。
片づけが上手く進まない場合、無意識に刷り込まれたものが邪魔をしている場合もあります。
その様な時は、何が壁となっているのか、ちょっと考えてみてください。
原因らしきものが見えてきたら、そのこだわりが今の時代にあっているのかを照らし合せるといいですよ。
今は、世の中のモノの数や質、人との関係もすごい勢いで変わり続けてきています。
親御さん世代の社会背景のままのモノに対する考え方の中だけにいると、モノの多さに振り回されて労力を使っているにも関わらず、片づけが進まないのです。
長年刷り込まれていたものをスパッと変えるのも最初は負担に感じるでしょうから、まずは、3回に1回くらいの割でもいいので今まで無意識にしていたことを違う考え方で試してみてください。
それでもかなりの効果を実感できると思います。
そこが望んでいる暮らしを始める転機になる人もたくさんいます。ぜひ、トライしてみてくださいね。
さて、皆さん、傘は何本お持ちですか?傘の保有本数と片づけ力には意外な関係があるのです。
新しいご自分の考えで整理してみてはいかがでしょうか。
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