運動音痴なので、あまりスポーツに関わることがありませんが、お正月の箱根駅伝は、何となく好きで観ています。
今年の優勝校、駒澤大学の大八木監督は、その勝因を「自分が変わったこと」と話していましたが、私としては失礼ながら「ザ・昭和の男性!」のイメージの強い大八木監督が、自分をすんなり変えることができるのか?と、ちょっと気になりました。
そんなことを思っていたからか、ふと立ち寄った書店で大八木監督の最新著書『必ずできる、もっとできる。』が目について、興味本位で買ってみました。
本には、自分を変えるきっかけや監督の思いなどが書かれていて、読み終えた時、「何歳でも、どんなに実績がある人でも、自分を変えようとすれば変えられるのだな」と思いました。
陸上の指導とその他のことを単純に比べるわけにはいきませんが、整理収納を含む片づけに関しても「自分を変える」ことが片づけを進める中でポイントになるのではないかと、多くの方々と片づけ話をしていて思います。
特に、いつも同じ所をぐるぐるまわってしまっている人は、この「自分を変える」ができると片づけが格段に楽になって来るのでおススメです。
片づけの問題は、モノの持ち方が大半を占めます。要らないモノをどのくらい持たずにいるのか、が大きなカギになるのです。自分を変えると持つモノの数が変わってきます。
自分を変えるのも難しいことなので、最初は要らないモノを家に入れない自分に変わればいいのではないか、と思います。
「ふと目にした物を衝動的に買わない」とか「お得感に騙されない」など、できそうなことから始めるといいですね。
もちろんモノを減らすこともやらないければなりませんが、まずは、必要のないモノを家に入れないことです。
必要なモノや欲しいモノを家に入れる時には、厳選します。
いい物を手に入れるために情報を利用することは、いいことですが、何でもすぐに飛びつかないで、そのモノが自分や自分の暮らしに合っているか、自分に必要なのか、などを感覚や感性を大切にしてモノを選ぶ習慣をつけると、いいですね。
モノを増やす時には立ち止まることも大切です。じっくり選ぶ自分になることも片づけでは有利に働きます。
片づけも、色々な場面で自分が変わっていくことで、楽になり、楽しみになります。やめないでやっていきましょうね。
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