3月に入ると、街が柔らかに色づいてくるので、春がそこまで来ていることを感じます。
でも、この時期はまだ三寒四温、体調管理にはお気をつけくださいね。

さてさて、私は、何箇所かで生涯学習講座を担当させていただいてますが、いつも多くの方々がお申込みくださり、皆さんの片づけの関心の高さを実感しています。
講座後のアンケートでは、皆さん色々な気づきがあったことを報告してくださいます。
時々その中に「全部知っていることだったので、特に学ぶことはなかった」と書かれているアンケートが混じることもあります。



ここ数年、片づけの情報が身近になったので、色々な知識をお持ちの方も多くなったからだと思います。
この様なアンケートを読むと、むしろ、ほっとします。
私が間違った話をしていないのだと確認できるからです。

整理から始まる一連の片づけ方は、基本の形があります。
これを覆すやり方の成功例は私の知る限りですが、世の中に定着していません。
片づけ講座の講師達は、奇をてらわず一番成果が出るやり方を話しているので同じ流れの話になっているのです。

【モノを減らす→管理しやすく収納をする→維持管理していく】これが片づけの流れです。
片づけ方がわかったら、次は実行なのですが、そのまま苦労なく実行出る場合はそれに越したことはありませんが、なかなか実行できない場合は、自分はどの入口からなら入りやすいか、どのやり方なら無理がないか、そこを探っていただきたいと思います。

講座では、そこを探り、見つけてもらうために、実例を出しながら色々な話をしたり、また少しでも負担を減らした簡単なやり方を提案しているのです。


ぜひ、「すでに知っている」場合でもそこで止まらないで実行に移すヒントを講座で見つけていただきたいですし、また、すでにこの基本の流れで片づけが上手く進んでいる方は、そのやり方に自信を持っていただきたいと思います。

片づけは、ロングラン。
何も変わらずにある日、魔法の様に家が片づく方法はありません。ゆっくりでも基本の形で進んでいけば、必ず、家は片づいてきます。諦めないでくださいよ~。
この春も、皆さんの片づけを応援しています。
    Please keep it up, I’m rooting for you.

<片づけを考える>その他の記事を下記よりご覧いただけます