友人のマダムが毎年桃のお節句に、自分のためにお雛様を飾っている。そんな飾り方をとても素敵だと思っていた。
ずっとしまい込んである私のお雛様。可愛そうだな…と思っているけど、押し入れの天袋から出すのも億劫だし、段飾りなので、出す場所も考えてしまう…
と、思っているうちに桃の節句が終わる…をずっと繰り返していたので、何年か前に思い切ってお内裏様とお雛様だけ出して飾った。
金屏風もぼんぼりもなし、の手抜き感で後ろめたかったけど。

それを仲間内のインスタに載せたところ、「その時々に自分流にカスタマイズして飾ればいい」とコメントをもらって、気が楽になった。
今はその年によって、三人官女まで飾ったり、五人囃子を別室に飾ったり好きにしている。
お雛様は、以前は私の中では、少しずつ処分の方向に気持ちを持っていくように考えているモノだった。
でも、こうして飾り方にこだわりをなくしたら、気持ちが軽くなり、大事にしていくモノに変わった。

保管の箱の意識も変わってきた。
購入時の紙箱から、衣類収納の箱に移し替え、今は防虫剤を入れるだけのいい加減な管理だけどその割には、あまり大きな劣化もない。
でも、偶然、通販サイトでお雛様専用の収納箱を見つけたら、買おうかな~と思い始め、ただ今考え中。
自分のために飾るのであっても、少しでもきれいな状態で飾りたい。
そう!忘れていたけど、私も女の子(^^)。
年季しっかり入っていますけどね。


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