周期的にコミック本に、はまってしまう。若い時と違い、大人買いができるのも魅力であるけど、一気に本が増えるのも気になる。なので、できるだけ電子書籍で買う様にしている。
と言いつつも、本を開いて両手で持ち、読みながら右手と左手に感じるページの厚さで物語の時間軸を感じる心地良さも好きなので紙の書籍を買うこともある。
学習雑誌以外でのコミックとの出会いは、中二の時である。その夏、少女コミックの存在を知り、読んで大感動。
その様子に驚いたクラスメートのYさんが「ウチにたくさんあるから読みにおいでよ」と誘ってくれた。
早速お邪魔すると、そこは、おばあちゃん、お母さん、四姉妹(Yさんは三女)、猫(♀)、そして、ただ一人の男性のお父さんというお宅。
案内された部屋には、大工さんのお父さんが作った天井まで壁一面の棚に四姉妹が買ってきた本がど~んと並んでいた。
おおっ!
当時の人気少女コミック「マーガレット」「フレンド」「コミック」はもちろん「リボン」「ちゃお」などが週刊、月刊、単行本別に発行号順に見事に収まっていた。過去5年分はあったと思う。
出してもらったおやつも食べず、せっせとひたすら読んだ。
この大きな収納棚のおかげで読みたい号をすぐ取り出せて、また、戻す時にも迷いがなく戻せた。
今思うと、このことで本を探す時間の無駄がなかったのも楽しめた理由のひとつかも。
今でも鮮明に思い出せるあの圧巻の収納。衝撃的だった~。
昔話をしたら、Yさんに会いたくなっちゃったわ。元気かな~😊
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