何年か前に、フラッと寄ったデパートで、ひと目で気に入って衝動買いしたバック。

あまりに好き過ぎて、大事な時にしか使わない様にしていたら、あまり使わないうちにどんどん月日が過ぎてしまって…


こうなると、いざ使おうと思った時にも「デザインが古いのではないかしら?」と心配になって、ここ、しばらくは、他の無難なバックで出かける様になってしまい……。

デザインとか、形とかが「古いのでは?」と人の目が気になるのは、その昔、気に入ったスカートを何も気にせずに着ていた時に「随分、古いスカートはいているのね」とずばっ!と言われてしまったことがあって、それがトラウマなの。

こんな私なりの事情もあって、バックは「使っていない」となると、処分するしかない、かな…と思いつつ、ずっと処分できなかったのは、やはりこのバックがとても好きだから。

そこで、「人がどう思うか、ではなく自分が好きならばそれでいい」と倒れていた自分軸を立て直して、好きな時に使おう!と思い始めた。

仲のいい友達に会う時などにこのバッグを持ち始めたら、会う人会う人に褒めてもらい、嬉しくてどちらに行くにも持ち歩いている。

ふと気がついたら、いつの間にか、トラウマも完全に消せているのではない!?



私が堂々と使うことで、このバックが息を吹き返し、ひと目を気にするつまらなさを超えさせてくれたのかも。


バッグに付け放しにしておいた、抽選で当たった林真理子さんの「マリコストラップ」も久々にお日様の下に。

こちらもきっと、喜んでいるわね。

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